前回の投稿は非課税口座を利用して3000万円を貯める計画内容を紹介しました
第7弾の投稿は下記リンクから↓
目標は65歳までに4800万円の運用資産を貯めることでしたので、あと1800万円不足しています。
非課税口座の「つみたてNISA」は満額投資しているのでこれ以上使うことができません。
そのため今回の投稿では課税口座の運用内容を紹介していきます!!
貯蓄型生命保険を解約⇒特定口座で一括投資・分散投資に分けて運用!65歳で1800万円に到達できるか!!!
いざ運用の勉強をしてみると、貯蓄型生命保険は効率の悪いことに気付きました
チャチャ丸父ちゃんは20年ほど前に貯蓄型生命保険に加入しました。加入していた保険は終身保険です
「積立利率変動型終身保険」と言って、解約返戻金(積立部分)が景気によって変動する商品です
景気が悪くても積立利率2.25%は保証しますよ!といった内容です
メガバンクの定期預金金利0.002%に比べると1000倍以上のペースでお金が増えていくことになります
加入時の父ちゃんの記憶では、「自分が亡くなるまで保険料を支払い続ける終身払い」と「65歳で支払い終了」など色々選べました
総支払額を少しでも少なくするため、父ちゃんがかなり無謀なプランに変更しました
65歳支払い終了→年払い→10回払いと変更していき、加入してから10年後に保険料をすべてを支払い終えるといった内容に変更してもらいました
ここからが、まぁ〜大変
10年間で支払った総額は、高級車が買えてしまうくらい…10年間で約670万円支払いました
この10年間はいろんなことを我慢して本当に支払いが大変でした
支払い終了後はそのまま据え置いておけば年平均2.25%で解約返戻金(積み立て部分)が増えていくプランです
約20年も前に加入した保険だったので、去年の1月で支払総額より数十万円プラスになっていました
景気は悪いまま約20年経過しましたので、利率はずーっと最低保証の2.25%
ただし、実際に計算してみると
2.25%で返戻金が増加しているわけではなく、毎年1.74%の増加でした
これでもメガバンク定期預金の870倍!
去年の3月、父ちゃんはなんとこれを解約しました🙀
保険会社の破綻さえなければ確実に複利で1.74%で運用できたのになぜ?
ですよね…
かなり勇気のいる決断でしたが、今は後悔していません
最終的に746.8万円の解約返戻金が振り込まれましたが、そのお金は手元には置かずに現在は年平均6.5%〜7%位の間で運用できています(ギャンブルみたいなことはしてないですよ!)
銀行に預けるより数千倍の利息がついている感じです
貯蓄型生命保険に出稼ぎに行っていたお金を投資信託に転職させた感じですね!
生命保険見直し時の注意点
保険を切り替える場合は、現在の保険契約を先に解約してはいけません
必ず切り替える次の保険を契約して、保障が開始されてから今までの保険を解約するようにして下さい
先に現在の保険を解約してしまうと、次の保険の保障が開始されるまでに万が一のことが発生してしまうと全く保障されないことに加え健康状態によっては次の保険に加入することもできなくなってしまいます
チャチャ丸一家の様に貯蓄型生命保険を解約することをお考えの方は、解約返戻金の推移を確認してからのほうが良いですよ!
返戻金の積立利率によっては「お宝」と呼ばれるほど利率の良い商品もあります。バブル時期に加入した保険は利率が高いので「お宝保険」のことが多いですね~
逆に、最近加入した保険はもちろん、5~10年前に加入した保険はかなり利率が低いため解約や分解をする検討の余地大ありです!
約750万円の解約返戻金をどのように振り分けたか!
解約返戻金を父ちゃんと母ちゃんで半分に分け、父ちゃんは一括投資をして母ちゃんは3年半かけて分割投資にしました。「つみたてNISA」は満額投資しているので「特定口座」での運用です
解約返戻金は746.8万円でしたが、確定申告を済ませるまで端数を保管しておき、約700万円をインデックス投資の資金にしました。
2022年1月にe-Taxで確定申告を済ませ手元に45万5000円残ったので追加投資しました
今回はその「特定口座」の実績を公開します
父ちゃんの「特定口座」実績公開 (2022年7月更新)
投資元本:373万4500円
時価評価額:424万3940円
トータルリターン:+45万8790円
評価損益:+13.64%
購入している投資信託: 「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」
2021年3月に350万7000円を一括投資したのち、確定申告後の残金の半分を2022年2月に22万7500円を追加投資しました(トータルで373万4500円)
65歳まで運用したまま据え置きます
母ちゃんの「特定口座」実績公開 (2022年7月更新)
2本の投資信託を積立で購入しています
①投資元本:95万円
時価評価額:107万8122円
トータルリターン:+12万8122円
評価損益:+13.48%
購入している投資信託: 「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」
積立開始時期:2021年3月
積立金額:毎月5万円
積立終了までの期間:45ヶ月
積立終了予定時期:2024年9月
積立終了後は65歳まで運用したまま据え置き
②投資元本:63万6499円
時価評価額:68万6602円
トータルリターン:+5万102円
評価損益:+7.87%
購入している投資信託:「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」
積立開始時期:2021年3月
積立金額:毎月3万3500円
積立終了までの期間:45ヶ月
積立終了予定時期:2024年9月
積立終了後は65歳まで運用したまま据え置き
夫婦の「特定口座」合計 2021年11月時点
投資元本:532万999円
時価評価額:600万8664円
トータルリターン:+63万7014円
評価損益:+12.92%
以上がチャチャ丸一家が「特定口座」で運用している内容です。
以上のように一括投資と分割投資に分けましたが、年平均リターンをトータルで6%で運用できた場合ザックリ計算ですが1800万円を少し上回る金額になりました!!
これで完成!!!
非課税口座(つみたてNISA)の65歳時点の3000万円
課税口座の65歳時点1800万円
トータルで4800万円が完成しました!!!
①65歳以降は完成した4800万円を現金化(売却)せずに運用したままにして、年平均リターンは6%の運用を想定
②4800万円の4%に当たる192万円分の投資信託を毎年取り崩します。月額だと16万円になります。
③以前の投稿で公的年金の受給額を父ちゃん月額10万円・母ちゃん月額10万円に設定しました
④運用資産からの16万円と父ちゃん年金10万円と母ちゃん年金10万円を合わせると36万円!!!
⑤65歳以降は仕事をせずに月額36万円で生活
以上が老後生活資金を月額36万円に目標設定してから具体的な計画・実行するまでの内容です
超重要!!上手なお金の使い方
例えば、
4800万円から毎年192万円を取り崩す話をしましたが、これが預貯金4800万円から192万円を毎年取り崩すと25年で資産が枯渇(ゼロになる)します!!!
重要なのは4800万円を年平均6%で運用しながら、4%を取り崩すことなんです!理論上は資産を減らさずに192万円を毎年生み出してくれることになるんです!!!!!
【最後に】
「老後にゆとりのある生活をするために!」というタイトルで8回に分けて紹介してきましたが、決してこの方法が正解というわけではありません。
投資に正解なんてないんです。
チャチャ丸父ちゃんは、金融リテラシー向上のためにいろいろな勉強をしましたが「時間をかけて長期間分散投資をすれば」決して運用って怖くないんだな~と気付きました!
NGなことは↓
・短期間で成果を求めない
「3年間で1億円貯めた方法」みたいな記事を見かけることがありますが、成功率を考えたら長期スパンで運用することをお勧めします
・人にお金を預けない!
投資詐欺に引っかからないためにも「お金儲け」の話をされたらリターンを必ず計算してください!
年間で10%や20%保証するといった話は99.9%詐欺だと思った方が良いです
預けたお金の10%を毎月配当で払うなどもってのほか
昔からある「ポンジスキーム」という詐欺の手口は未だに無くならずによくニュースで取り上げられていますので注意を!
・理解してから自己責任で投資をする
誰かの真似をすることはダメではありませんが、自身で理解せずに投資をすると評価額がマイナスになると売却してしまったりその人の責任にしがちなので理解してから自己責任で始めることをお勧めします
明日やろうはバカヤロウ!
行動力が重要です!
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