以前の投稿でも書いたとおり、父ちゃんの運用目標は年平均リターンが6%です。この6%って現実的なのかについて紹介します
インデックス投資で長期運用すれば無茶な目標設定ではないことが分かると思います
投資って急げば急ぐほどリスクは大きくなります。100万円が数年間で何億円になりました!なんていう記事を見かけたりしますが、それに成功する確率は普通預金の金利以下なのではって思ってしまいます。
「投資対象を分散して、長期的に積み立て運用」をすれば元本割れのリスクを軽減できると思っているので父ちゃんはじっくり時間をかけて運用していきたいと思います。
目標の平均リターン6%って現実的?
個別株とは違い、投資信託では大きなリターンは見込めませんが3%〜7%の年平均リターンは現実的かな〜と思っています
父ちゃんの大好きなインデックッスファンドで大変人気のあるS&P500指数(アメリカの大きな企業500社)を例に出したいと思います
父ちゃんが読んだ本「ウォール街のランダム・ウォーカー」に過去67年間分のデータ(S&P500)をまとめたグラフがありました
1950~2017年(67年間)のデータですが、期間を通じて年平均約10%という高いリターンが得られることがわかりました
長期で運用することがどれほどリスクを軽減できるかがわかり、大変参考になりました
以下のグラフは、各運用期間でリターンの振れ幅を確認することができます
【グラフの見方】
例えば「10年」のところだと、1950~2017年の期間内で「全ての10年間」の運用実績の結果で
一番良かった10年間は年平均20.1%のリターン
一番悪かった10年間は年平均マイナス1.4%のリターン
「すべての10年間」の意味は、1950年からの10年間・1951年からの10年間・1952年からの10年間・・・・・・・・・・・・・・・といった感じで沢山の「10年間」ありますよね!
PCスキルの低い父ちゃんが作成したグラフなので見にくかったらスミマセン😅
出典:バートン・マルキール,ウォール街のランダム・ウォーカー<原著第12版>株式投資の不滅の真理(日本経済新聞出版) ←こちらを参考に作成いたしました
【全67年間の中で1年間運用した場合】
一番良いリターンだった1年は 52.6%
一番悪いリターンだった1年は -37.0%
【全67年間の中で5年間運用した場合】
一番良いリターンだった5年は 年平均28.6%
一番悪いリターンだった5年は 年平均 -2.4%
【全67年間の中で10年間運用した場合 】
一番良いリターンだった10年は 年平均 20.1%
一番悪いリターンだった10年は 年平均 -1.4%
【全67年間の中で15年間運用した場合】
一番良いリターンだった15年は 年平均 18.9%
一番悪いリターンだった15年は 年平均 4.2%
【全67年間の中で20年間運用した場合】
一番良いリターンだった20年は 年平均 17.9%
一番悪いリターンだった20年は 年平均 6.5%
【全67年間の中で25年間運用した場合】
一番良いリターンだった25年は 年平均 17.3%
一番悪いリターンだった25年は 年平均 5.9%
以上でわかることは、
S&P500指数の場合、対象期間中に1年間だけの保有で52%プラスの年もあれば37%マイナスの年もある
これが15年間の保有で一番悪いリターンでも年平均4.2%のプラスなことがわかります(15年間で4.2%増えたのではなく年平均で4.2%なので100万円が185.4万円になる計算です)
対象期間中のどの15年でも4.2%を下回らないということです
20年間保有で一番悪いリターンが6.5%、25年間保有で一番悪いリターンが5.9%
先に述べましたが、対象期間の年平均リターンが約10%でした。保有期間を長くすればする程リターンの振れ幅が年平均リターン約10%に近づいていってるのがわかります
過去にITバブル崩壊やリーマンショックなど、何度も暴落を経験しながら年平均10%のリターンってすごいですね!
あくまでもこのデータは過去の実績なので、今後のリターンはどうなるか誰にもわかりません
ただし、何も知らずに投資するよりかは過去の実績も参考にすることはアリだと思います
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