いつもは老後の資産形成について投稿していますが、今回はチャチャ丸父ちゃんの経験談として過去にあった交通事故について紹介していきたいと思います
乗用車が父ちゃんの車をメチャメチャに…
もう何年も前になりますが、4台が絡む交通事故に遭いました
当時父ちゃんが乗っていた車はホンダのストリームというクルマです
クルマで一時間くらいの場所にあるチャチャ丸母ちゃんの実家に向かっていました
20分ほど走り片側一車線道路の赤信号で先頭に止まりました。後ろの車とその後ろの車が父ちゃんの車の後ろに並んでいる状態でしばらく時間が経過
クロスする信号が黄色から赤に変わり、数秒のうちにこちら側が青になるかな~と思っていた時突然うしろのほうで「ガシャーン!!」とものすごい音がしました
その直後、乗用車(ハッチバック)が先頭で止まっている父ちゃんの車とすぐ左側にある壁の間にものすごい勢いで突っ込んできました
父ちゃんの車と左側の壁との間は軽自動車も通れないほどの感じでしたが、そのスペースをすごい勢いで突破したので父ちゃんの車の左側面は後ろから前までメチャメチャになりました
突破していった乗用車はそのままの勢いで交差点の先に縁石に激突して停止
衝撃は凄かったのですが、幸い家族三人はケガはありませんでした
父ちゃんは車を降りて激突した乗用車に向い始めました。たまたま近くで事故を見ていた歩行者の方がいたので「飲酒ですかね?」と話しかけたらその方に「違うよ、後ろ!」と言われました
どういうことか理解できませんでしたが振り返ってみると後ろのほうにフロント部分が変形してドアが外に飛び出している2トントラックが止まっていました
乗用車は被害車両だった…
なぜフロント部分が大破したトラックが後ろのほうに止まっているのか状況が整理できませんでしたが、どうやら突っ込んできた乗用車は最初に赤信号で並んでいた3台のうちの3台目だったことがわかりました
最初の「ガシャーン」は2トントラックが3台目に止まっていた乗用車に突っ込んだ音
どうやらトラックはノーブレーキで突っ込んだようで、その突っ込まれた乗用車が弾丸のように信号待ちの2台目(軽自動車)と先頭(父ちゃんの車)の左側面を破壊しながら通過したということでした
信号待ちをしていた2台目(軽自動車)と先頭(父ちゃんの車)は共に左側面がメチャメチャ
弾丸のように突き飛ばされた乗用車の運転手の方は車から降りてきましたがフラフラの状態で歩くのもやっとな感じでした
2台目(軽自動車)の運転手は女性でケガはないようでしたが、しゃがみ込み震えていました
父ちゃんはすぐに救急車を呼び、乗用車の運転手は病院へ
事故の切っ掛けをつくったトラックの運転手は腕から血が出ていましたが大けがではなさそうでした
警察も到着し現場検証が始まり、双方で連絡先を交換
まさかの無保険…
父ちゃんはトラックの運転手に「すぐに保険会社に連絡を!」と伝えたら、少し様子がおかしいのです
問い詰めたら「保険の継続を忘れていた」とのこと。明らかに継続以前に加入していない感じでした。ちなみに任意保険の話です。
ご存じの方も多いと思いますが、保険がらみの事は警察は介入してくれないのです…
その場は解散になり、父ちゃんはホンダのディーラーに直行。左側ミラーが見えない状態だったのでゆっくり向かいました
ディーラーの方には事故の相手が無保険の為、話の進行次第では修理をお願い出来ない可能性がある旨を伝えました。そのうえで見積もりをお願いしました
修理代が約100万円
結果、修理代は約100万円。見積もりの明細を相手に渡したところ、「金額が高い」「信頼できる車屋さんを知っているからそこで修理をしてほしい」等々いろんなことを言われこちらも「あなたはその車屋さんを信用できても、こちらが信用できるかは話が別です!!!」「購入したディーラーで修理をします!」と話が先に進みませんでした
何回かやり取りをしたのち、音信不通に…
助っ人登場!
長期戦が考えられたので、父ちゃんは自分の加入している任意保険の会社に連絡
状況を伝えたところ、以下の回答がもらえました
・相手が無保険
・こちらの過失がゼロ
以上の事から、「無過失事故特約」が適用されますとのことでした
簡単に言うと、上記の条件であれば修理代は車両保険の車両価格を上限に全額払ってもらえるということでした
父ちゃんの場合、全損になるとのことで車両保険の車両価格全額が支払われ、尚且つお見舞金もあるらしく115万円が支払われることになりました
結果論ですが、父ちゃんは車両保険も加入していますが特約で「無過失事故特約」も付けていたので補償された感じでした
他2台の被害者が可哀そうで…
数日後に、警察から電話がかかってきて「他の被害者の方が車両保険に加入していないため話が進まないので、父ちゃんがどのように加害者と話を進めているか参考までに教えてほしい」とのことでした。多分警察にほかの加害者の方から相談があったのだと思います
父ちゃんは上記の内容を伝えましたが、おそらく他の2台は泣き寝入りになってしまったと思われます
最初に突っ込まれた乗用車は前後左右がメチャメチャになっていたのでほぼ間違いなく全損
2台目の軽自動車も後と左側面は全て修理が必要
修理費又は車の購入費用は加害者側から全く補填されなかったようです
こんなに滅茶苦茶にされて泣き寝入りなんて納得できないですよね!無保険の加害者も「払います、払います」と言っていたものの3台+自分のトラックの修理費を実費で出せないのか音信不通に
相手は資金繰りの悪い会社の社長だった…
ちなみにトラックの運転手、その会社の社長でした…。たまたまその会社を知っている人がいて、資金繰りが悪く支払いを滞納しているような状況だったみたいです。
任意保険の継続を忘れた本人は言っていましたが、忘れたのではなく「きっと事故らないだろう」と過信して節約のために任意保険未加入だったのでしょう
日産の知り合いにこの出来事を話したら、最近は任意保険に加入しない人が1割~2割ほどいるような話を聞きました。怖すぎる…
きっとこういう人が「当て逃げ」「ひき逃げ」するんだろうな~と感じます
今回のようケースに対し、任意保険に加入している人が対策できるとすれば車両保険+相手が無保険の場合の保障特約に加入しておくことだと思います。
正直言うと、父ちゃんの場合はこのようなケースに対応できるように加入していたのではなく、結果このような保険に加入していた感じです←無知でした(笑)
この事故を受けて、車両保険とその内容を理解しておくとこが重要だと痛感しました
今までは、「ぶつけられたら相手の保険で修理する」が当然だと思っていたのに
夫婦で話し合い、修理をするのをやめて別の車を購入することにしました。
新しくした車の任意保険はもちろん、車両保険+無過失事故特約を付けてあります
今は内容をちゃんと理解してますよ(笑)
父ちゃんは普段お金のことについて記事を書いています。
本当は「車両保険はいらない!」「使用頻度の低い高額な車両保険にお金を払うのではなく万が一の修理費は実費で!」「修理費が払えないような高い車は避けるべし!」
と言いたいんですが、車の保険については強く言えないな~
今回は以上になります
皆さん、ご自身の自動車保険の内容を改めてじっくり見直してみはいかがでしょうか!
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