前回からの続きで、支出削減の第二弾を紹介します
前回の投稿でヤフープレミアムの解約・ゴルフ保険の解約・通信費の見直し等、削減をした内容を紹介しました
今回は貯蓄型生命保険と住宅ローンの見直しについて紹介します
貯蓄型生命保険の見直しについては10年ほど前に支払いが終了しているので、支出の削減というより運用方法の変更です
住宅ローンはローン開始時期により借り換えの検討を!
【貯蓄型生命保険は解約して、貯蓄と保障を分ける検討を!】
貯蓄型生命保険については保険に加入した時期によって、「お宝」と呼ばれるような凄く利率の良い保険もあるので解約する・しないは難しいところです
何十年も前に加入している貯蓄型生命保険は4%や5%でお金が増えていくような商品もあります
同時期に加入している掛け捨ての生命保険は、現在と比べるとかなり割安な保険料で加入できていることになります
5年や10年前の加入であれば現在とそれほど変わらない利率なので、見直す価値はあると思います
保険会社側からみると、お宝保険に加入している人には早めに解約してほしいって思っているじゃないかな〜
加入時に約束している利率で運用しなくては行けないのでこの低金利時代では保険会社もキツいんです
また、間もなく満期を迎えるような保険は見直しをしなくてもいいと思います
解約返戻金のある保険に加入されている方は、返戻金の推移を確認してみてください
毎月いくらの保険料を払っていて、返戻金がどのようなペースで増えているのかを計算してみるといいかと思います
以前に父ちゃんが投稿した記事に「平均余命」について少し触れましたが、
「平均寿命」はゼロ歳スタートで亡くなるまでの平均値 直近データは男性81.64歳 女性87.74歳
「平均余命」例えば40歳の人だけを集めて、そこから平均であと何年生存できるかといった数値です
ちなみに直近のデータで男性40歳の平均余命は「42.57年」つまり現在40歳の人は平均的に82.57歳まで生きるってことになります(言い換えれば40歳の人の平均寿命ということですね)
折角なので参考までに、
年齢 男性の余命 寿命 女性の余命 寿命
45歳・・・37.80年 =82.80歳 43.56年 =88.56歳
50歳・・・33.12年 =83.12歳 38.78年 =88.78歳
55歳・・・28.58年 =83.58歳 34.09年 =89.09歳
60歳・・・24.21年 =84.21歳 29.46年 =89.46歳
65歳・・・20.05年 =85.05歳 24.91年 =89.91歳
70歳・・・16.18年 =86.18歳 20.49年 =90.49歳
75歳・・・12.63年 =87.63歳 16.25年 =91.25歳
80歳・・・ 9.42年 =89.42歳 12.28年 =92.28歳
85歳・・・ 6.67年 =91.67歳 8.76年 =93.76歳
90歳・・・ 4.59年 =94.59歳 5.92年 =95.92歳
95歳・・・ 3.10年 =98.10歳 3.82年 =98.82歳
100歳・・・2.01年 =102.01歳 2.37年 =102.37歳
105歳・・・1.26年 =106.26歳 1.45年 =106.45歳
余命宣告をしているようで恐縮ですが、父ちゃんにとってはこれも大切なデータだなぁと思っています
平均寿命は年々伸びているので老後は長いですよ~
また、厚生労働省のページに完全生命表というものがあります。様々なデータがありますが、その一部に
0歳が100,000人いるとして、その100,000人が一年ごとに何名生存しているかといったデータがあります
父ちゃんがなぜそんなデータを見たのか?
そのデータの65歳時点(65年後)の男性の生存人数は85,664人です
65歳は父ちゃんが目標設定したリタイアの年齢です
65歳の生存率は85.6%、65歳までに亡くなる確率14.4%
父ちゃんが言いたいことは、85.6%の割合で65歳以降の生活のことを考えなくてはいけない!ということです
生命保険は入れば入るほど安心かもしれませんが、父ちゃんは力の入れ具合を生存85.6:死亡14.4の割合で考えればいいと思っています
生命保険料をたくさん払っていて老後の蓄えができないのではちょっと違う気が…
万が一の場合に備えた保険を余剰資金の14.4%(65歳までに亡くなる確率)にして
それ以外の余剰資金は全て65歳以降の老後資金に充てる!
これだと思っています
毎月1万円の余剰資金があるのであれば、1440円(14.4%)以下で安い掛け捨ての保険に加入してそれ以外は老後の蓄えで良いといった考え方です
父ちゃんは、老後資金が貯まっていくにつれてその資金が保険の代わりになると考えれているんです。もし、自分が死んでしまった場合には蓄えてあった老後資金は家族に残せるんです。
例えば、老後資金が2000万円貯まっているのであれば生命保険自体が必要なくなりますよね!
少し話がそれましたので、支出削減の本題に!
【父ちゃんが加入していた貯蓄型生命保険はこれ!】
父ちゃんが加入していた貯蓄型生命保険は、終身保険です
積立利率変動型終身保険と言って、解約返戻金(積立部分)が景気によって変動する商品です
景気が悪くても積立利率2.25%は保証しますよといった内容です
メガバンクの定期預金金利0.002%に比べると1000倍以上のペースでお金が増えていくことになります
父ちゃんの記憶では加入時、亡くなるまで保険料を支払い続ける終身払いと65歳で支払い終了など色々選べました
総支払額を少しでも少なくするため、父ちゃんがかなり無謀なプランに変更しました
65歳支払い終了→年払い→10回払いと変更していき、加入してから10年後に保険料をすべてを支払い終えるといった内容に変更してもらいました
ここからが、ま〜大変
10年間で支払った総額は、高級車が買えてしまうくらい…10年間で約670万円支払いました
この10年間はいろんなことを我慢して本当に支払いが大変でした
支払い終了後はそのまま据え置いておけば年平均2.25%で解約返戻金(積み立て部分)が増えていくプランです
チャチャ丸が以前投稿した記事にある「r>g」の「r:資本収益率」の部分になります
労働での収入ではなく、お金が働いてくれているってことですね!
約20年ほど前に加入した保険だったので、去年の1月で支払総額より数十万円プラスになっていました
景気は悪いまま約20年経過しましたので、利率はずーっと最低保証の2.25%
ただし、実際に計算してみると
2.25%で返戻金が増加しているわけではなく、毎年1.74%の増加でした
なんか騙された気分…
でもメガバンク定期預金の870倍!
【670万円払ったけど解約!】
去年の3月、父ちゃんはなんとこれを解約しました🙀
保険会社の破綻さえなければ確実に複利で1.74%で運用できたのになぜ?
ですよね…
かなり勇気のいる決断でしたが、今は後悔していません
最終的に約730万円の解約返戻金が振り込まれましたが、後に説明しますがそのお金は手元には置かずに現在は6.5%〜7%位の間で運用できています(ギャンブルみたいなことはしてないですよ!)
銀行に預けるより数千倍の利息がついている感じです
本やネット記事・You Tubeで勉強した結果、運用方法の変更を決断をしました
出稼ぎに行っていたお金を転職させた感じですね!
【死亡リスクと生存リスク】
保険の見直しをする際は、生存リスクの備えとして貯蓄と死亡リスクの備えとして死亡保障を分けて考えることをお勧めします!
生命表で話をした貯蓄85.6:保険14.4 ですね!
現在加入している貯蓄型生命保険の保険料と、安い掛け捨ての保険に切り替えたときの保険料を比べた時にいくら安くなるかを調べる価値はあると思います
安くなった保険料分を将来の資産形成に活用したほうが良いケースがあると思います
【保険見直し時の注意点】
保険を切り替える場合は、現在の保険契約を先に解約してはいけません
必ず切り替える先の保険契約をして、保障が開始されてから今までの保険を解約するようにして下さい
先に現在の保険を解約してしまうと、次の保険の保障が開始されるまでに万が一のことが発生してしまうと全く保障されないことに加え健康状態によっては次の保険に加入することもできなくなってしまいます
住宅ローン見直し(総返済額 約750万円削減+16,000円/月の削減)
住宅ローンの見直しは6年ほど前にしました
2005年に組んだ時の金利が2.95% 全期間固定
2016年に導入された「マイナス金利政策」の影響で住宅ローンの金利が下がったため、即情報収集しました。
今後のメインバンクとして利便性や繰り上げ返済の手数料無料などを調べ「借り換え」申請開始
借り換えのタイミングで借り入れ残金を以下の割合に!
70%を固定金利 1.3%
30%を変動金利 0.4%に振り分けることにしました
借り換えはものすごく大変な手続きでしたが、総返済額が約750万円削減できたほか最終返済期日を1年短縮・月々の返済額が約16,000円減額
その後、何度か繰り上げ返済をして少し返済期間が少し縮まりました
【繰り上げ返済より運用したほうが高効率】
だいぶ先の投稿になってしまいそうですが、金利1.3%や0.4%の住宅ローン返済をするよりその繰り上げ返済の資金を運用したほうが得られる効果が大きいので繰り上げについては最優先ではありません
とはいえ、どうしても「お金を借りている」っていうのが嫌なので老後資金の資産運用や子供の教育資金とは別にローン返済のための運用も少しやっています
【繰り上げ返済するなら期間短縮型が効果大】
繰り上げ返済は、「期間短縮型」と「返済額軽減型」の2種類があります
損得だけの話をしてしまうと、
「期間短縮型」と「返済額軽減型」に同じ金額を返済した場合を比べたとき、
効果(減る利息)が大きいのが「期間短縮型」です
ここ数年で住宅ローンを組んだ方は低い金利で借りられていると思いますが、一度借り入れの金利確認してみると良いと思います。
当然ですが、
低い金利で借りられている場合は、高い金利に比べると支払う利息が少ないため繰り上げ返済の効果は少なくなります
【変動金利は特に気をつけて!】
変動金利で借り入れをしている場合は、優遇金利が適用されて現在の金利になっていることが多いので返済が一度でも滞ってしまうと優遇適用前の金利になってしまうので月々の返済額が跳ね上がることもあるので注意してくださいね!
次回は電気料金・ガス料金・ふるさと納税の効果について紹介します
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