「つみたてNISA」を理解してから始めよう!!!

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父ちゃんの投稿

前回の父ちゃんの投稿は、実際に運用している商品の紹介や目標の4800万円をどのような計算のもとに設定しているかを紹介しました

今回紹介する内容は「つみたてNISA」の仕組みについて紹介していきたいと思います

つみたてNISAで資産形成!

非課税制度には「一般NISA・つみたてNISA・ジュニアNISA」の3種類があります

上記三つのNISAは非課税期間中にどれだけ利益が出ても税金を納める必要がありません

特に投資初心者の方が資産運用にチャレンジするならこの非課税制度から始めると良いと思います

それぞれのNISAは非課税期間など特徴が違うので自分にあったNISAを見つけましょう!

NISAを始める場合は証券会社で口座を作る必要があります。通常は「特定口座」を作ることになると思いますが、その際一緒にNISA口座(非課税口座)も開設します(特定口座を作った後にNISA口座を開設することもできますが時間が掛かるので同時開設がおススメです)

チャチャ丸一家は「つみたてNISA」と「ジュニアNISA」を利用しているので、まずは「つみたてNISA」について紹介していきます!※NISAの口座は一人につき一口座です

【父ちゃん】 ・・・つみたてNISA老後生活資金のため)

【母ちゃん】 ・・・つみたてNISA老後生活資金のため)

【チャチャ丸】・・・ジュニアNISAチャチャ丸の教育資金のため)

「つみたてNISA」を始める前に、以前投稿した記事を是非ご覧ください!アメリカ株で運用した場合の年平均リターンのイメージが出来ると思います。

↓↓↓

目標はインデックス投資で年平均リターン6%!
40代の共働き夫婦が、老後の資産形成に奮闘中。どう考えても公的年金だけではゆとりのある生活を望めないため、不足分を自分年金として築き上げるために計画

「つみたてNISA」を利用できる人

利用できる人】日本に住んでいる20歳以上の方

口座を開設する年の1月1日現在、20歳以上なら利用できます

何が非課税になる?

何が非課税になる?】増えたお金や分配金

投資信託への投資から得られる分配金や譲渡益が非課税になります(増えたお金に税金がかからない)

分配金」…配当や利息のイメージです。しかし、つみたてNISAでは分配金の出る投資信託はかなり少ない

譲渡益」…増えたお金

年間いくらまで投資できる?

いくらまで投資できる?

年間40万円までですが、名前のとおり「つみたて」なので毎月〇〇円といった積み立ての設定をすることが基本です。毎月3万3333円がMaxです。

もちろん毎月1000円でもオッケーです

Max40万円で「つみたて」といった制度なのに12ヶ月で割れないのがちょっと不思議…

積み立ての設定が必要なので毎月〇〇〇円といった設定をしますが、年の途中で「つみたてNISA」を始めても設定できる金額はMax3万3333円/月です。7月から始めた場合は約20万円(3万3333円×6ヶ月)がMaxになります。どうせだったらMax40万円にしたい!ということであれば、「増額設定」や「ボーナス月設定」を駆使すればMax投資できます。ただし、「増額設定」や「ボーナス月設定」をしたままだと、2年目以降はエラーになるので2年目に突入する前に設定を解除して月々3万3333円のみにします。この設定が済んでしまえば2年目以降は何もしなくても毎月積み立てることができます。←これは年間40万円投資する場合ですが、初めは月額1000円など小額からスタートするのも良いと思います!

買った商品はいつまで非課税で運用できる?

買った商品はいつまで非課税で運用できる?

20年間です

今年(2022年)買った投資信託は2041年まで非課税で運用できます

例えば、今年(2022年)買った40万円分の投資信託を2041年までの20年間放置!

来年(2023年)買った40万円分の投資信託を2042年までの20年間放置!

こういった具合に2042年まで買い続けることが出来ます現制度は2037年まで

2042年に買った40万円は2061年まで非課税で運用できることになります

「つみたてNISA」をフルで活用する場合は付き合い長いですよ~~

今年(2022年)から始めても積立が終わるのが2042年、最後の年(2042年)に投資した分は2061年まで非課税で運用できます。これはフルに活用した場合なので、途中で積立金額を変更したり積立ストップしたりやめちゃったりが出来るので気軽に始められると思います!

買った40万円が20年後に100万円になっていた場合、60万円の利益ですよね!

通常の特定口座だと60万円の利益から約20%(12万円)の税金が引かれて48万円が手元に残ります

一方、つみたてNISA口座の場合は60万円の利益が丸々手元に残ります

これはかなりの効果です!

つみたてNISAはいつまでできる?

つみたてNISAはいつまでできる?

現在の制度では投資可能期間は2037年までですが、2024年にNISA制度が変更になり「つみたてNISA」は2042年まで続けることが可能になります!

年間の非課税枠は上記の通り40万円ですが、今年(2022年)始めた場合は総額840万円(40万円×21年)の投資が可能になります。

金融庁のページでは、最大800万円と記載されていますが現在の制度は2018年~2037年の20年間でスタートしたので40万円×20年間の計算になっています

投資対象商品はどんなもの?

投資対象商品はどんなもの?

投資信託(インデックスファンドとアクティブファンド)とETF(上場投資信託)

※いずれも株式を対象とした商品がメインです

インデックスファンドとアクティブファンドの説明については以前の投稿で紹介していますので割愛します

インデックスファンドとアクティブファンドについては以下のページで紹介しています↓↓↓

投資信託の仕組みが理解できれば投資のハードルが下がる?
40代の共働き夫婦が、老後の資産形成に奮闘中。どう考えても公的年金だけではゆとりのある生活を望めないため、不足分を自分年金として築き上げるために計画

販売手数料はゼロ・・・投資信託の中には購入時に手数料の掛かる商品が沢山ありますが、つみたてNISAで買えるファンドはノーロードといって購入時の手数料はかかりません

信託報酬は一定水準以下・・・通常投資信託は運用中に維持手数料がかかります。つみたてNISAで買える商品はこの手数料が安いものが選ばれています。父ちゃんが運用中の商品は年率0.0968%なのでかなり安いです!投資信託には必ず「目論見書」という説明書のようなものがあり購入時手数料や信託報酬が確認できます。

信託報酬は別途支払うものではなく、設定した月々の支払から引かれています

ザックリ言うと↓

つみたてNISAの商品は手数料が安くて、ちゃんと分散もできていて長期運用に向いている商品が選ばれているということです!

途中で積立金額の変更はできる?

途中で積立金額の変更はできる?

積立設定の変更をすることでいつでもできます

途中でやめられる?

途中でやめられる?

やめることもいつでもできます(売却か積み立てストップ)

どうしてもお金が必要であれば売却もありですが、可能であれば積み立てをストップして放置した方がその間は非課税運用が続きます

積み立てストップをした場合は再開も可能!

注意①:非課税枠の40万円は翌年に繰り越せない

注意:非課税枠の40万円は翌年に繰り越せない

貯金箱で例えると、

・今年(2022年)の「40万円まで入れられる貯金箱」に1月から毎月2万円つづ積み立てをしたとします

12月で24万円貯金箱に入りました

・年末に貯金箱にガキが掛かります

・年が明けたら2023年版の40万円まで入れられる貯金箱が届きます

・積み立てを継続して年末にカギが掛かります

つまり、今年24万円の非課税枠を使っても残りの16万円は翌年に繰り越して使うことはできません。

翌年の「40万円まで入れられる貯金箱」にはそれ以上入らないからです!

注意②:売却しても非課税枠は復活しない

例えば、6月までに10万円分の投資信託を購入していて、5万円分を売却したとします。保有している投資信託は5万円になりました。

この場合年内に購入できる非課税枠は35万円ではなく30万円になります

6月までに購入した10万円分の投資信託は非課税枠を使っているので、5万円分売却してもその分の非課税枠は復活するわけではありません

一度使った非課税枠は売却しても復活しないと覚えておきましょう!

デメリット①:特定口座との損益通算できない

非課税口座(NISA口座)で売買しても、特定口座などで保有する他の株式・投資信託等の配当金や売買益等との損益通算はできません。

損失の繰越控除(3年間)もできないことになっています

デメリット②:リバランスなどの修正に不向き

買い続けていた投資信託の評価額がマイナス続きになり、この先も将来性が無いと判断した場合は売却してしまうとマイナス確定+非課税枠復活無しになってしまうので長期間買い続けられる商品を慎重に見つけましょう!

また、いくつかの投資信託を積み立てていた場合、保有バランスを調整しようとしても売却して購入し直すやり方はオススメできません。これも非課税枠が復活しないためです。この場合は売却せずに、今後購入する金額で調整したほうがよさそうです!

今回はここまでにします

次回は「つみたてNISA」をさらに理解できるように図を使って紹介していきたいと思います。

また、積立期間の20年間が終わった後はどうなるかも紹介していきます!

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